あん摩,マッサージ,指圧,鍼の相違点
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【1】あんま
これは、中国(又はインド)に発祥。 西暦562年我が国に伝来したものであり、徒手によって一定の方式により衣服の上から遠心性(動脈血流方向)に施す。基本主義は七種【軽擦法(按撫法)、揉捏法(揉撚法)、叩打法、圧迫法、振せん法、運動法、曲手】で何れも機械的刺激を巧みに組み合わせた長年の熟練を要する技術であり慰安的な要素も大きい。

これは、臨床上全身の組織へ新鮮な動脈血を送るのに有効であり、特に全身按摩は、筋肉疲労、全身的な疲労には、極めて有効である。現代では、基礎医学の発達と共に理論、技術が研究され盛んに行われている。

【2】マッサージ
これは、ヨーロッパに発祥。 1885年橋本乗晃によって我が国に伝来したものであり、疾病治療、予防、保健の目的で徒手により、一定の主義、方式により直接皮膚上より求心性(静脈血流方向)に施す技術である。

基本主義は六種であり、例えば関節疾患などに於いてその関節部より中枢部に施術し誘導作用を期待するなど局所的な施術が一般的であり医療分野でも多く施されている。
 尚、旅館、サウナなどで施されているのは、衣服の上から施すなど実質的には按摩、指圧である。

【3】指圧

 これは、我が国に於いて、 按摩とマッサージを巧みに組み合わせた技術であり、徒手によって体表の一定部位を押圧し、その圧刺激によって生体の変調を矯正し、健康の保持、増進をはかり、或いは、特定の疾病治療に寄与する技術である。基本は、押圧操作と運動操作であり特に押すことにより、自律神経系への効果は大である。

 指圧の特色としては、指と手掌のみを使って施術するところあり、その神髄は診断即治療といわれている。これは、手掌と親指を使って施術することにより、体表のコリの位置や状態からその症状を見極めそのまま治療につながるという意味で、指圧療法独自の妙味とされる。つまり、指圧療法は、事前の診断が無くとも手指のみによる施術によって症状の緩和が期待出来る処にある。
 尚、押圧の三原則として垂直、持続、集中の原則がある。

【4】鍼(はり)
これは、西暦562年頃我が国に伝来したものであり、 金属製のを身体に刺入、或いは接触させ機械的刺激を与え生体反応をおこさせ、身体の変調を調整し、疾病の治療、保健の目的を果たす療法であり近年その効果が認められ現代医学にも取り入れつつある。

を大別すれば皮内鍼や円皮鍼、小児鍼や金属粒子鍼など体表部を持続的に刺激するもの。壕鍼、中国鍼のように深部に刺入するもの。パルス通電鍼、灸頭鍼のように機械的刺激に他の刺激を付加するものなどがある。又、レーザー、超音波鍼も経穴刺激という点ではの範疇にはいる。
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